そもそもなんで『ラーメン二郎』なのだろうか。
自称、アル中ジロリアンの僕は二郎の歴史も知らずにジロリアンを語っていたとは.....よもやよもやだ。ジロリアンとして不甲斐なし。
穴があったら
入りたい。
では参りましょう。
なぜ、らーめん『二郎』なのか
創業者である山田拓美さんは、なぜ『二郎』にしたのか。
簡単にまとめました。
誕生
創業は1968年(昭和43年)で、東京都目黒区の都立大学駅近くに当初「ラーメン次郎」の名前で開店した。
Wikipediaより引用
これは開店前の1967年1月にエースコックから発売されて人気となっていたインスタントラーメン、「ラーメン太郎」を捩ったものとされている。
とんでもなくシンプルな内容でした。純粋にラーメン太郎が食べてみたいです。
ちなみに山田さんは、「ラーメンぐらい何とかなるか」とたかをくくってラーメン店を出店したそうです。
当初はかなり苦戦したみたいで中華料理屋で3ヶ月修行し、さらに客のアドバイスで独自の味を作り出したとのこと。
ご縁と努力あっての「今」ですね。
ではなぜ『二郎』になったのか。
改名
1970年前半、目黒区による河川改修工事のために店舗を移転することになり、移転の際にペンキ屋が新店舗の看板を間違えて『二郎』と書いてしまったことから、以降はそのまま『ラーメン二郎』表記で通している。
Wikipediaより引用
すんません!お店の漢字間違えちまいやした!
おーええよええよ!!!なんでもええよ!
こんな流れでしょうか。
現在
1990年代の都市計画によるさらなる移転で【閉店】も考えたらしいです。
ですが、常連の熱い気持ちや地元慶應義塾大学の学生有志の大きな願いもあり、現在の桜田通り沿い(慶應義塾大学正門近く)に移転し、『ラーメン二郎三田本店』の営業が始まったようです。
そしてすごいことに、
2009年(平成21年)には、イギリスの高級紙・ガーディアン紙の「世界で食べるべき50の料理」に選ばれている。
2019年(平成31年)には、創業店主の山田拓美の長年の功績を称え、「慶應義塾特選塾員」に表彰された。
Wikipediaより引用
だんだん気になってきましたか?
二郎がすごいのは量だけではないです。麺、やスープへのこだわり、価格、サービス。求める人に最大の満足を与えてくれます。
最近はあまり見ませんが「ブタのエサ」なんてネットで言われてることもありました。
それにしても成長が止まることを知りませんね。北は北海道、西は京都と、今では40店舗くらいになってます。
ラーメン二郎の【社訓】
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とりあえず、ニンニク入れますか?
二郎の最大の特徴
・スープは脂分が多く、野菜や豚肉などを煮出して作られる。これをベースに、醤油などによるタレを加えてスープを調製する。
・麺は三田本店など殆どの店舗において自家製麺。
・原材料として日清製粉の強力粉「オーション」を使用。
・麺の上には、野菜(モヤシとキャベツ)と叉焼が載せられる。
そして、量。これが二郎の最大のイメージ。麺量も野菜の量も一般のラーメン屋さんと比べると大体3倍くらい多いです。ですが、量が多いだけではここまで人気になりません。
麺の量は「少なめ・半分」のオーダーもできます。最近では女性がお一人様で二郎を食べにきている人も多く見かけます。
ヤサイ・アブラ。気になるコール
まずは初めての人にとってよくわからない呪文。コール。
店員さんの「ニンニク入れますか?」「トッピングどうぞ」
この言葉に何を伝えたらいいかわからない人も多いと思います。
「そのままで」
一番無難なコールです。ニンニクも入らず野菜も少しだけ、アブラも大してはいってません。
私がよく使う呪文が「ニンニクスクナメヤサイアブラ」(ニンニク少なめで野菜マシとあぶらマシ)
各店舗を平均してニンニクが大さじ程度、野菜が200gほど、アブラが小さいお玉1杯分くらい追加されます。
これもお店によって量も野菜の茹で具合もアブラの味も違うので、無限大の可能性を秘めているわけです。
中毒者続出スープ
スープはチャーシュー用の豚肉や豚骨にキャベツの芯やニンニクなどの香味野菜、背脂を煮込んで作られています。
丼にラーメン二郎専用醤油と二郎専用みりん風調味料、危なそうな白い粉(化学調味料)を大量に混ぜ合わせ、最後に煮込まれたスープを加えて最強スープの完成。
化学調味料を大量に入れても危険な味がしないと言うのが二郎の危険なところ。
健康に気を遣い、スープをたくさん飲まないようにレンゲを置いていないお店も多いです
よく、「二郎なんてどこも同じ味でしょ?」と言う声を聞くきます。もう返答に疲れました。
全然ちがうのです。とりあえず3店舗くらい食ってこい。
煮込む時間によって、非乳化スープから乳化スープへ。各店舗によってこだわりが違います。さっぱりスープやコテコテスープ。さらには店舗でも日や時間帯によってによって乳化具合が違います。
これだから辞められないのです。(怒)
麺。
特に麺のこだわりが強く、【オーション】という等級の低い強力粉を使って、低い加水率で極太ゴワゴワのワシワシ硬麺を作っています。
開店当時(1986年)に、オーションを使ってラーメンを作るなんてかなりぶっ飛んだ発想らしいです。
麺も各店舗によって基準の太さや硬さ、麺量が違います。多いお店で茹で前が350g以上あるお店もあります。
茹で具合にもよりますが茹で後は1.5倍から1.8倍くらいの量になるそうです。これを調べた方がいるみたいですが、仙台店の茹で前300gの麺が茹でることによって約1.85倍に膨らみ554gになったというが情報があるみたいです。
さらによく汁を吸ってくれるので、麺そのものが最高においしいんです。
味、量、質、、、、満足。
これだから、辞められないんです。(怒)
二郎系(二郎インスパイア)の発生
ラーメン店「ラーメン二郎」を元祖にして典型・模範・標準とするラーメンのスタイル・系統をさす言い方。二郎系のラーメン、および、二郎系のラーメンを出す店のこと。とりわけ、「ラーメン二郎」の本家本元(三田本店)とは直接の関係がない、ラーメンのスタイルがにた店のこと。
weblio辞書より引用
二郎系は、ラーメン二郎に触発されて開発されたと言う意味で「二郎インスパイア系」と呼ばれることも多い。
現在は二郎の影響を受けた二郎系(二郎インスパイア)のお店も増え続け、ドカ盛りらーめん界は広がる一方。
今ではネットでも二郎インスパイアが手に入ります。
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二郎系には様々ありまして、元々二郎だったお店や、二郎で修行された方もいれば、二郎系で修行された方、また思いつきでオープンするお店などもあり、様々な二郎系が現代の若者たちの胃袋を虜にしようと必死になっている。
私の近所だと北区の【らーめん富士丸(元二郎)】が有名店で、それにインスパイアされ修業を積んだ西岡津世志さんが関西で広がる【ラーメン荘夢を語れグループ】を創業し、現在では関東を含め日本中に出店しており、仕舞いには東京で【逆輸入二郎】とも言われています。ラーメン荘は【Yume Wo Katare Tokyo 】が東京の最初の店ですかね。現在は【俺の生きる道】となって再出発をしております。じきに渋谷もオープンの予定があり、最近では埼玉もオープンしました。
『夢を語れ』はかなり奥が深く、情の熱いグループです。
2021年末までに47都道府県に夢を語れるラーメン屋『Yume Wo Katare』を創る。だとか。とんでもない勢いです。
Tweets by yume_tsuyoshi
そして原点である富士丸、
『富士丸を食わずして、二郎は語れない』
なんて言葉も聞いたことがあります。
現在では富士丸系と言うのもどんどん増えてきております。らーめん荘もその類かと。富士丸含め、富士丸系はどこも連日行列がすごいです。
二郎系も独特なこだわりが多く、魅力的なお店が多いのでどれだけ休みがあっても足りません。
埼玉ですが、私のお家の近くの人気二郎系をまとめましたのでよかったら覗いてください↓。
【三田本店】店舗情報
営業時間
8:30~15:00
17:00~20:00
(昼・夜共、材料が無くなり時、早仕舞い)
券売機メニュー
定休日
日曜・祝日(ほか、臨休あり)
場所
【東京都港区三田2-16-4】
都営地下鉄 浅草線・三田線「三田駅」A3出口より、徒歩8分
JR山手線・京浜東北線「田町駅」三田口(西口)より、徒歩10分
二郎の最新待ち情報【Twitter】
Tweets by jirolian最後に
中毒注意❤︎
ぜひ行ってみてください❤︎