「今日のランチ、最高に美味しいラーメンが食べたい!」
そんな気分になったら、まず名前が挙がるのが、さいたま市岩槻区にある「オランダ軒」。新潟長岡系の生姜醤油ラーメンが味わえるお店として、連日多くのファンが訪れる超人気店です。
しかし、その人気ゆえに「どうやって並ぶの?」「駐車場はあるの?」といった疑問を持つ方も多いはず。
そこで今回は、実際にオランダ軒を訪れた筆者が、駐車場の情報やお店独自の入店ルール、そして気になるラーメンの味まで、余すところなく徹底レビューします!

はじめて訪れる方へ:オランダ軒の基本情報
まずは、お店の基本的な情報から押さえておきましょう。
項目 | 内容 |
店名 | オランダ軒 |
住所 | 埼玉県さいたま市岩槻区東岩槻6-1-4 1F |
アクセス | 東武アーバンパークライン「東岩槻駅」北口より徒歩約3~4分 |
営業時間 | 月・火・金・土: 11:00-14:00, 17:30-19:00 水: 11:00-14:00 日・祝: 11:00-15:00 ※材料がなくなり次第終了 |
定休日 | 木曜日(その他不定休あり) |
支払い方法 | 現金のみ(券売機) |
公式情報 | 最新情報はX(旧Twitter)の店主のアカウントでご確認ください |
23日月曜日
— PUNPUI93(オランダ軒店主) (@punpui93) June 23, 2025
チャーシュー切れのため夜の部の営業はお休みさせていただきます。
ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いいたします。 pic.twitter.com/BR0zXRr1pt
【最重要】オランダ軒の駐車場と入店ルール
オランダ軒を訪れる際に、最も重要なのが駐車場と入店ルールです。これを知らないと、せっかく行ってもスムーズに入店できない可能性があるので、必ずチェックしてください。

駐車場は無し!コインパーキングを利用しよう
まず、お店専用の駐車場はありません。車で訪れる場合は、近隣のコインパーキングを利用する必要があります。
東岩槻駅の周辺にはコインパーキングがいくつか点在しているので、駐車場に困ることは少ないでしょう。私が訪れた際も、お店の前に車を一時停車させ、代表者が先に店前の記帳用紙に名前を書いてから、コインパーキングへ向かっている方がいました。
ちなみに私は、なにも知らずに先にコインパーキングに1日最大料金を支払ってからお店へ向かいましたので、記入した後は車を使用できずに散歩をして時間をつぶしました。
独自の記帳システムを理解しよう!
オランダ軒の最大の特徴が、この「記帳制」です。長時間行列に並び続ける必要がない、非常に合理的なシステムになっています。
▼記帳のルール
- お店の前に置かれている紙に名前を記入します。
- 【超重要】同じグループでも、必ず一人ずつ名前を記入してください。
- 代表者だけが来て、グループ全員分の名前をまとめて記入するのはNGです。必ず全員揃ってから記入しましょう。
▼案内時間の目安 記帳した順番によって、大まかな案内時間が決まっています。
- 1番~20番に記入した人 → 11:00頃から番号順にご案内
- 21番~40番に記入した人 → 12:00頃から番号順にご案内
このシステムのおかげで、一度記帳してしまえば、指定された時間まで自由に行動できます。
【平日訪問レポ】待ち時間と入店までのリアルな流れ
私が訪れたのは平日のオープン前。その時のリアルな流れをご紹介します。
10:50頃:お店に到着。オープン10分前にもかかわらず、店前には誰もいません。「あれ?」と思いましたが、記帳用紙を見るとすでに20番まで埋まっていました。 私は21番目に名前を記入。この時点で、案内時間は12:00からのグループに決定です。
記帳制なので、オープン時間ピッタリに来ても、すでにお昼の部の案内になっていることもあるようです。
案内まで1時間以上あったので、先に停めたコインパーキングに車を置いたまま、近所を散歩して時間を潰しました。
11:30頃:少し早めにお店の様子を見に戻ってみると、11時案内のグループのうち、残り4組ほどがお店の前の椅子で待っていました。 店内には4席の待ちスペースがありますが、席数はカウンター10席ほど。猛暑日だったため、外で30分ほど待つのは少し大変でしたが、美味しいラーメンへの期待が膨らみます。
12:00頃:案内の時間通り、女性スタッフの方に番号で呼ばれて、ついに店内へ!
店内の雰囲気とメニュー
店内はラーメン店とは思えないほど綺麗で、おしゃれなカフェのような雰囲気。BGMには洋レゲエが流れており、店主のセンスが光ります。
入り口すぐの券売機で食券を購入します。
- ラーメン:1,150円
- (しおラーメン:1,150円)
- (チャーシューメン:1,500円)
- (大盛り:各+150円)
- 味玉:120円
今回は初めてなので、基本の「ラーメン」と「味玉」をチョイス。食券を購入後、店内の待ちスペースで待機します。10分ほどで席に案内されました。
実食!衝撃の生姜醤油ラーメン

席に案内されてから5分ほど。ついに待望のラーメンが着丼です。
醤油の美しい濃い色が食欲をそそるスープに、大判のチャーシュー、ほうれん草、メンマ、ナルト、そして味玉が綺麗に盛り付けられています。立ち上る湯気とともに、強烈な生姜の香りが鼻を突き抜け、これまでにない感覚に期待が高まります。
スープ

一口すすると、醤油のキリッとしたパンチと豚のコク、そしてそれを追いかけるように生姜の風味が口いっぱいに広がります。ここまで生姜が主役のスープは初めて!個人的には少し濃いめに感じましたが、レンゲが止まらなくなる中毒性があり、総合的には最高のスープです。
チャーシュー

スープとは対照的に、薄味でしっとりと柔らかいチャーシュー。肉の旨味がしっかりと感じられ、濃厚なスープとのバランスが絶妙です。これなら何枚でも食べられそう。
麺

少し黄色味がかった中細の縮れ麺は、卵麺のようなプリっとした食感。濃厚な生姜醤油スープを余すことなく持ち上げてくれ、相性は抜群です。
その他のトッピング
味玉は黄身までしっかりと味が染みた濃厚タイプ。そして…ナルトは、夢中で食べていたせいか、食べた記憶がありませんでした(笑)

店主の印象は?
「店主は愛想がない」なんて口コミを見かけることもありますが、私が見た印象では、物静かで黙々とラーメン作りに集中されている職人気質な方、という感じでした。不快な点はまったくなく、むしろ心地よい空間でした。
ルールを守って最高のラーメンを!
オランダ軒は、独特の記帳ルールがありますが、それを理解して行けば、長時間並ぶストレスなく絶品のラーメンにありつけます。
ガツンと効いた生姜と、キレのある醤油スープが織りなす一杯は、まさに唯一無二。わざわざ足を運んででも食べる価値のある、素晴らしいラーメンでした。
次は、もう一つの人気メニュー「しおラーメン」も必ず食べに来たいと思います。
この記事を参考に、皆さんもぜひオランダ軒の最高のラーメンを体験してみてください!
